それでも、日本経済が最強という真実

「いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由」という本について、以前、紹介をさせて頂きましたが、こちらも、同じ三橋貴明氏のシリーズです。

図解 それでも、日本経済が世界最強という真実

読むと、とてもスッキリします。今までマスコミは、日本経済が悪いということばかり強調して報道してきましたが、その認識がいかに偏ったものであるか。日本経済の良さを、日本人が一番よく分かっていないのかもしれません。日本という国は、世界でも類を見ない、ありえないことを成し遂げてきたんだということに気づかされます。

第一章 「莫大な借金があっても破綻しない」これだけの理由
(1)日本は世界一のお金持ちである
(2)政府にお金を貸しているのは日本国民
(3)日本の政府は負債も巨額だが資産も巨額
(4)本当は世界に援助できるほどお金があり余っている
(5)政府の借金は世界と比較してもそれほど増えていない
(6)負債残高GDPの二倍に達してもまったく問題はない
(7)日本は家計の金融資産も世界一
(8)政府の「借金」は必要なもの
(9)日本の国債の金利支払い 負担は世界で最も軽い
(10)政府が借金すると国民が豊かになる
(11)そもそも政府は借金を返す必要がない
(12)日本銀行が国債を買取れば借金はチャラになる
(13)お札をばら撒いてもハイパーインフレにはならない
(14)自国通貨建ての借金で破綻するのは論理的に無理
(15)政府は「無駄遣い」などしていない
(16)公務員は多くもなければ「無駄遣い」でもない
(17)金融資産の海外逃避が起きても何も問題ない
(18)年金制度は絶対に破綻しない

第二章 「日本はまだまだ経済成長できる」これだけの理由
(19)日本だけが唯一、不良債権処理を終えている
(20)デフレ期の成長ビジネスはどれも日本の「お家芸」
(21)日本の内需は国の「外」にも生み出すことができる
(22)「円高で日本の輸出企業は壊滅」は大間違い
(23)資本財輸出が中心の日本は円高に強い
(24)日本は「輸出依存国」などではない
(25)日本はすべての供給能力が揃っている奇跡の国
(26)デフレ脱却の解決策ははっきりしている
(27)増税などしなくても日本は必ず復興できる
(28)日本はまだまだ内需拡大が可能
(29)他国を圧倒する技術大国・日本の高い技術力
(30)GDPを数十兆円規模で上回るGNI
(31)日本の経常利益が赤字になるのは百年先
(32)日本はGDPあたりのエネルギー効率が世界一
(33)資源に乏しくても、豊富な資金力で買えば問題なし
(34)広大な海を持つ日本は隠れた資源大国
(35)日本の食糧自給力は低くない
(36)日本の農業は最も有望視される将来の輸出産業
(37)日本国民は平均的に知的水準が高い
(38)「ガラパゴス」市場のオリジナリティこそが強みである

第三章 「日本は世界がうらやむ最強の国である」これだけの理由
(39)日本は世界一イノベーティブな国
(40)少子高齢化問題も経済成長すればすぐに解決する
(41)治安のよさこそが日本最大の強み
(42)医療制度は守るべき日本の宝
(43)日本には「格差」も「貧困」も存在しない
(44)メガロポリス・東京は世界の奇跡
(45)コンテンツ産業はいまや日本の独壇場
(46)日本は世界に良い影響を与えている
(47)世界が憧れる日本のライフスタイル
(48)日本国民が積み上げてきた誇るべき国富

具体的なデータの数字や図表を使いながら、わかりやすく説明されているので、腑に落ちました。マスコミは、中国・韓国寄りの報道を、ずっとしています。今も、そうです。おかげで、こちらは裏読みをしなくてはなりません。「何を隠しているのか、何を知られたくないのか」「私たちにどう思わせたいのか、どう誘導したいのか」このマスコミの偏向報道に惑わされないために、ぜひ読んでみてください。とても自信が湧いてきます。

2013-05-19 | Posted in No Comments »