「日中戦争」時代の武士道精神

昨日、本屋さんでこの本を見つけました。

ひと目でわかる「日中戦争」時代の武士道精神

日中戦争、そして南京事件があったとされる当時に撮影された第一級資料の写真が多数、収められています。写真では、日本軍を日の丸を振って熱烈に歓迎している中国人の様子や、日本の兵隊さんに中国の民間人が親しげに集まり、お菓子をもらったり、物資を支給してもらったり、はち切れんばかりの笑顔がいっぱいです。当時、中国は統一国家としての形態をなしておらず、中国共産党や蒋介石の国民党軍らによる内戦で無秩序な混乱状態にあった中、軍紀の厳しい日本軍が来てくれたことで、治安が回復したことを心から喜んでいるのです。南京事件があったとされる2ヶ月間の写真も多数ありますが、南京の市民は商売をしたり、安心して日々の生活を営んでいます。実際、南京の人口は、1937年12月17日「20万人」→1938年1月17日「25万人」と、1ヶ月間で5万人も増えていたのです。南京陥落の前に日本軍は事前に通告し、民間人や各国の報道陣は安全区に入っていました。その間、誰も虐殺といえるものを見た者はいないのです。日本軍は、国際法を遵守していました。そもそも日本軍は、中国共産党ではなく蒋介石率いる国民党軍と戦っていたのであり、その蒋介石と妻・宋美齢は早々に逃げ出していたのでした。この本には、大人も子供も日本軍を信頼していた様子が、たくさん載っています。(ああ、日本人って、こうだよなぁー)と思えるシーンが多いです。今の日本人と変わらないですね。大虐殺をしたと言われる方が、かなり違和感があります。民族性は、そう簡単に変わるものではありません。今の日本人も、戦時中の日本人も、同じなのです。戦後、なんとしても日本を悪者にしたい戦勝国(原爆投下、無差別な大空襲、人種差別等、人道的に問題のあったのは、むしろ彼らの方でなかったか)により、南京事件なるものが東京裁判で作り出されたのです。GHQの占領下で、言論・マスコミ・教育界等の人材が追放され、代わりに社会主義の人間がそれらの重要なポジションに配置させられたことにより、私たちは自国の歴史を忘れさせられました。悲しいことですが、敗戦国というのは、そういうものなのでしょう。しかし、そんな日本に現在でも留学してくる中国人がいるのは、彼らの祖父母が日本軍がいかによくしてくれたかということを記憶しているからなのです。

虐殺されたのは日本人の方です。1937年7月29日の通州事件では、「特務機関員全員が戦死し、在留邦人385名中、女性、子供を含む223名が凌辱され惨殺された。あるものは耳や鼻を削がれ、女性は陰部に丸太を突き刺され、あるいはワイヤーにつながれ裸にされ、池に投げ込まれた。また、放火した火焔の中に生きた人間が投げ込まれ、邦人居留民の家屋はすべて焼かれ家財は略奪された」と、中国人の伝統的な殺戮が行われたのです。日本人には、とても考えられないことです。事件当時、朝日新聞も東京日日新聞(毎日新聞)も号外を出す大事件でした。その資料は、このシリーズの第一弾の本に掲載されています。

ひと目でわかる日韓・日中 歴史の真実

人民日報系雑誌「人民論壇」ネット版のアンケート調査(2013年4月15日)によると、共産党の単独政権を支持する中国国民は、わずか約8%しかいなかったそうです。日本は、中国共産党に資金援助をすべきではないと思います。ウイグルやチベットへの弾圧や虐殺、また他国への侵略のみならず、自国民でさえ、これまでに何千万人も殺してきているのです。これ以上、それに手を貸すべきではありません。

日本人は、もう一度、歴史を取り戻す必要があります。そこに日本人が失った大事なものがあります。すべての日本人に手にとってほしい本です。

2013-06-20 | Posted in No Comments »