本
ダンテ「神曲」
先日、ウイルス性腸炎になる直前、
お店でこの「ドレの神曲」を読んでました。
- ドレの神曲/宝島社
- ¥1,500
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ダンテの「神曲」に、19世紀の天才版画家ドレが
多くの挿絵を描いているんですね。
詩人の谷口江里也による訳・構成で
挫折しやすいダンテの「神曲」を、まるで絵本のように
仕上げてあります。
これなら絶対に読めると思います(笑)
↓以前、読んだのが、寿岳 文章訳のこちらの本。
- 神曲 地獄篇 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)/集英社
- ¥1,000
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こちらの訳は、趣き深いとは思うのですが、
スラスラとは読み進みにくいです。
挿絵は、ウィリアム・ブレイク。
↓おすすめは、こちらの方ですね。
- 神曲 地獄篇 (河出文庫 タ 2-1)/河出書房新社
- ¥998
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スラスラ読めます。挿絵は、ドレ。
「神曲」は、キリスト教の価値観を持ちながらも、
ギリシャ・ローマ的なものが織り込まれており、
地獄・煉獄・天国のイメージが、ダンテによって
生き生きと表現されているのが、面白いですね。
2012-11-27 | Posted in 本 | No Comments »