旅行記

コスタ・ビクトリア号の旅（8）【済州島】

タクシーの運転手さんは金さんという方でした。とても日本語が上手です。こちら の済州島観光タクシーの文ちゃんのいとこだそうです。

これから、私たちは世界遺産を見てまわります。最初に向かったのが、万丈窟（マンジャングル）。約30万～10万年前に溶岩が地下を流れた跡が巨大な洞窟として残ったものだそうです。中は、1kmくらいあるのだそう。

ところが、車で走っているうちに雲行きがだんだん怪しくなり、ついに雨が降り出しました。港では、あんなに晴れていたのに…。金さんによると、昨日の夜もすごい雨が降っていたとのこと。万丈窟に着くと、私たちはレインコートを着用して、傘も持って出なくてはなりませんでした。金さんに、「がんばってね！」と言われて、私たちは洞窟の中へ足を踏み入れます。中は暗くて、ひんやりしていて涼しすぎるくらいでした。

足元がデコボコしていて歩きにくいですが、ひたすら歩いていきます。

いろんな岩がありましたが、これはカメ石と呼ばれているそうです。けっこう大きいです。

ところで、ふつうの岩だと思って撮った写真の中に、こんな写真がありました。

真ん中に、人がいるように見えます。ぱっと見で、二人の人間がいるみたいに思いましたが、よく見ると、他にもいくつかの顔があるように見えるんですよね。

日本に帰ってきてから、まわりの人たちにも見せてみましたが、みんな「人に見える」と言います。でも皆さん「大丈夫じゃない？心配しなくても」と言ってくれてますし、今日、美容室に行った時にこの写真を見せた美容師さんは、「なんかＣＧみたいで、きれい」と言うので、とりあえずブログに載せてみることにしました。ちょっと不思議ですよね。

奥まで着いたら、また引き返してきました。けっこう体力を使いますね。洞窟の外に出たとたん、蒸し暑さを感じました。

（つづく）

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