エンターテイメント

モーツァルト〈ドン・ジョヴァンニ〉

今日は、METのアンコール上映のオペラを2本、観てきました
1本目は、モーツァルト〈ドン・ジョヴァンニ〉。
伝説の女たらし、ドン・ファンの物語ですね。
ストーリーは簡単で、女たらしのドン・ジョヴァンニが
最後は地獄に堕ちてしまうお話（笑）。

従者レポレッロとドン・ジョヴァンニとの掛け合いは
なかなか面白かったです。
モーツァルトのオペラを観たのは今回が初めてですが、
劇的なものより音楽性の方が強く出ている感じがします。
歌手の歌声も音楽の一部という感じなんですよね。
セリフを聴くというよりも、音楽を聴いている感じ。
そのせいかクラシック音楽を聴いている感じになって、
何度も眠りかけてしまいました…。
たぶん、音楽が心地よいからなんでしょう。
クライマックスの亡霊のシーンは、面白かったです。
シェイクスピアの「マクベス」の亡霊シーンばりでした。
曲や演技も急に力強くなって、本気モードのドラマ性が
出てきて、そこでしっかり目が覚めました。
ドン・ジョヴァンニ役の人は、かっこよくて、
とても合っていたと思います。