エンターテイメント

ワーグナー〈リング・チクルス〉前半

この夏、METライブビューイングで、ワーグナー〈リング・チクルス〉ニーベルングの指環 4部作一挙上映されています。詳しくは、こちら
今週は、4部作のうちの前半の2部「ラインの黄金」と「ワルキューレ」が上映されています。上映期間は1週間しかない上に、私も時間がないので、一日に2作品を続けて観ることにしました。2作品合わせての上映時間は、8時間以上。けっこうハードですが、そこは気合ですビックリマーク
ワーグナー〈リング・チクルス〉ラインの黄金

これは、トールキンの「指輪物語」の世界観を思い出しますね。火の神ローゲって、北欧神話のロキのことですね、きっと。
ワーグナー〈リング・チクルス〉ワルキューレ

ジークムンドとジークリンデのラブシーンが切ないです。指での愛情表現とか、よかった~。相手を離したくないという気持ちが、とても伝わってきました。ジークムンド役の人、イイ男だと思いました♪

ワルキューレのブリュンヒルデ、よかったですね。
北欧神話という世界観、最新の技術を駆使した大掛かりな舞台装置、壮大なワーグナーの音楽に圧倒されますが、その内容はホームドラマという感じがしてしまうのが、面白いですね。神なのに、みんなとっても人間くさい。その大らかさが、神話のよさなんでしょうね。
上映後、大のワーグナー・ファンという脳科学者の茂木健一郎氏によるトークショーがありました。ワーグナーのことや、その他、歌舞伎や映画のことなど熱く語っておられました。来週から始まる「ジークフリート」や「神々の黄昏」も、とてもいいそうです。トークショーの様子は、こちら
「ジークフリート」と「神々の黄昏」も、それぞれ5時間ずつくらいかかりますが、ぜひ観に行きたいですね。

2012-08-16 | Posted in エンターテイメントNo Comments »