世界が語る大東亜戦争と東京裁判

私たちの先祖は、何を守り、何と戦い、そして何を勝ち取ったのか。

大東亜戦争は侵略戦争だったのか? 東京裁判は公平な裁判だったのか?

ということについて、まとめられています。

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私たちは、教育で「日本は侵略戦争を行った」と思いこまされてきました。しかし、日本は戦争に追い込まれたのであり、自衛のため、そして白人による植民地支配からアジアを解放するために、命をかけて戦ったのです。日本は戦争に負けましたが、その後、東南アジア諸国は次々に独立しました。何百年も西欧の列強から植民地支配を受けていて、白人には絶対かなわないと思っていた人たちが、日本軍と過ごしたわずか三年半の間に大和魂を身につけて、立ち上がったのです。日本は敗戦しましたが、アジアを独立させて解放させるという大東亜戦争の目標は達成し、西欧列強は戦勝国でありながら、アジアにおける植民地を失ったのでした。

東條英機首相は、その遺言書で「私は今回の戦争を通じて、東亜民族の生存に対する権利の主張を達したものと思っている」と述べています。英国の歴史家H・Gウェルズは、「この大戦は植民地支配主義に終止符を打ち、白人と有色人種の平等をもたらし、世界連邦の基礎を築いた」と。日本は、戦いに敗れたとはいえ、西欧の植民地支配を崩壊させて世界史の流れを大きく変えたのです。

『第二部 世界の指導者と指揮者が語る大東亜戦争の真実』より抜粋↓

<タイ>ククリッド・プラモード(首相)

日本のおかげで、アジア諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体をそこなった、生まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジア諸国民が、アメリカやイギリスと対等に話ができるのは、一体誰のおかげであるのか。それは『身を殺して仁をなした』日本というお母さんがあったためである。

十二月八日は、我々にこの重大な思想を示してくれたお母さんが、一身を賭して重大な決意をされた日である。さらに、八月十五日は、われわれの大切なお母さんが、病の床に伏した日である。われわれは、この二つの日を忘れてはならない。

『第四部 世界の指導者と指揮者が語る東京裁判の正体』より抜粋↓

<インド>ラダビノッド・パール(東京裁判判事)

私は1928年から1945年までの十八年の歴史を二年八ヵ月かけて調べた。とても普通では求められないような各方面の貴重な資料を集めて研究した。この中には、おそらく日本人も知らなかった問題もある。それを私は判決文の中で綴った。この私の歴史を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であることが分かるはずだ。然るに日本の多くの知識人たちは、ほとんどそれを読んでいない。そして自分らの子弟に「日本は罪を犯したのだ」「日本は侵略の暴挙をあえてしたのだ」と教えている。満州事変から大東亜戦争にいたる真実の歴史を、どうか私の判決文を通して十分に研究していただきたい。(昭和二十七年十一月六日の広島高等裁判所での講演より)

他にも紹介しきれないほどあるのですが、その中でも次の言葉は、今の日本にとって必要なことではないかと思うので、紹介させて頂きます↓

<インド>M・L・ソンディ(ジャワハルラール・ネルー大学教授)

東京裁判では判決が二つ出たのです。一つはヨーロッパとアメリカの判決で、もう一つは、アジアの判決です。私は学者として、この二つの判決を同等とみなすべきであると思っています。それぞれが異なる文化から出た判決なのです。今こそ、この二つの判決を検討し、本当の判決を下そうではありませんか。我々には新しい判決が必要です。それはバランスがとれたものでなければなりません。従って、私は世界中のすべての学者に要求したい。公正な方法で、自由にして将来の展望に立ち、この東京裁判の問題を見直し、検討しようではないか、と。一方に偏った文化による、いわゆる多数派の判決、あるいは勝者の判決から抜け出し、世界が平和のために生きるために、この件を早急に取り上げる必要があります。東京裁判は正しい判決を下しませんでした。それ故に、パール判事の貢献は将来のために極めて大きいのです。

日本人は自国の歴史を、東京裁判史観からではなく、自分たちの立場から語り直さなくてはならないと思います。

東京裁判についての問題点は、以下のようなことが挙げられています。

●東京裁判の問題点について

【1】裁判の時間的管轄の問題

【2】事後法の問題

【3】「共同謀議」によって平和的な諸外国を侵略し、世界征服の野望を達成しようとしたという点

【4】「侵略戦争」の定義

【5】戦争責任を個人に負わせたこと

【6】この裁判では、裁判官と検事が戦勝国側十一ヶ国の代表によって構成されており、中立国の裁判官や検事が一人もいなかったこと

【7】裁判官忌避の問題

【8】不公平な証拠却下が行われたこと

【9】この裁判では、日本が戦争を始めた原因を究明せずに、最初から日本が侵略戦争を行ったことを前提に裁いていること

2013-01-20 | Posted in No Comments »