社会

原発反対の声は届くか消されるか

先日５月２３日（月）の、原発反対を訴えてきた小出裕章氏・

後藤政志氏・石橋克彦氏・孫正義氏が参考人として

招かれた参院行政監視委員会の内容について、

東京報道の松井記者がインタビューで答えた内容がこちら↓

【福島原発】5/24/火★参議院行政監視委員会の記者レポート

このレポートによると、普段は関心が高くない委員会で

傍聴者はいつも数人だが、この日は満席で、インターネット

中継もアクセス殺到でダウン。

傍聴席には、原子力安全委員会の委員長をはじめ１５人が

何を言われることかと傍聴していたらしい。

今回のように、原発反対の専門家が国会に呼ばれるのは

異例のことのようです。

通常、委員会に呼ばれるのは、通したい内容を

話してくれる御用学者たち。

今回、原発反対のこの顔ぶれを呼ぶことができたのは、

委員会の理事や委員長が原発関連にしがらみがないと

いうことがあったようです。

また、この会が始まる前に、委員会の理事は、

「官邸からストップがかかるかもしれないよ」と

言われていたとのこと。

そして、終わった後には、自民党執行部から

「なんで、あんなのを呼んだのか」

と言われたとのこと。

委員長は、「主義が一貫している専門家から、

話を聞きたかった」と答えたのだそうです。

これだけ重要なことを訴えているというのに、

「あんなの」とは、どういうことでしょうかね。

通常、政府の意に沿わない意見は、取り入れられない

ということで、首相が自分の考えと違う意見を取り入れる

のは、考えにくいとのこと。

とんでもない化け物がのし歩く国会に、小出先生方の

良心の声は届くのでしょうか。

やはり大きな利権の構造に阻まれるのでしょうか。

民主党にしろ、自民党にしろ、原発の利権のしがらみに

組み込まれていますから。

この声が届かなくては、もう日本の未来はないと思います。

※小出先生の発言の内容を、わかりやすく文字おこし

して下さっているサイトです↓

小出裕章参考人の全身全霊をかけた凄まじい原発批判がわかりやすすぎる！

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