夢日記

数年前に見た夢

私が数年前に見た夢。（以下は、当時の日記）

数日前に見た夢は、本当に奇妙な夢でした。見知らぬ男と愛のない結婚をしなくてはならないが、ハネムーンのその日にその男が電話で愛人を旅館に呼ぼうとするのである。主人公の女性は、それが死ぬほど耐えられないと思っており、私は彼女に何かアドバイスか励ましをするのですが、その女性は私自身のような気もします。それから何か起こったのかわかりませんが、次の展開で、刑事がその結婚相手の男を捕まえて、その男の胃に大きな拳銃を突き立て、ズドンと撃って殺します。その刑事とはとくに何の関係もあるわけではなく、ただ彼は単にやるべき仕事を全うしただけなのです。

そして、私は彼女に話しかけます。
「これで、あなたは自由よ！」
でも、その女性は私自身のようでもあります。
「これで、私は自由！」
そして、私は走り出すのです。

この夢を見た時、なんて前時代的な夢を見たのだろうと思いました。でも、その数ヶ月後、何故この夢を見たのか分かりました。昨年、マドモアゼル・愛先生の占星術講座に参加した時に、ちらっと出てきた話の中で、「不幸と不安と二つの道がある場合、不安よりも不幸を選んでしまう女性はわりと多い」というような話がありました。私だったら、不幸になるよりは、不安があっても新たな可能性にかけます。いつも、勇気の向こうに幸せは待っているものです。でも、その勇気を持てない人もいます。自分のことならなんとかできますが、自分以外の人のことになると、本当に難しいですね。その人自身が気づくまで、待つことしかできません。本当にその人の幸せを思う人の言葉は厳しく、その人を迷わせる人の言葉は甘いものです。ちょっとした勇気で手に入る幸せも、その勇気を出すことがあまりにも大きなハードルと考えてしまうために、それをやるくらいだったら今までと同じ生活を選んでしまうんですね。そして、また同じことを繰り返す。もっとつらい思いをしてから、気づくしかないのかと思うと、本当につらいです。優しい人ほど、犠牲になってしまうんですよね。でも、人生の選択は、その人にしかできない。本人の心が決まるまで、待つしかないんですね。

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