父のこと

父の死 その6

次の日から2日間は、次女が車を出してくれたので、

市役所に行ったり、父の死亡に関わるいろんな手続きを

できるだけこなしていきました。

リストを作って、用事を一つずつ済ませていきます。

たしかこの日に、私が贈った部屋着を父が最後まで

着てくれていたことを知ったのでした。

父が働いていた会社にも、挨拶をしに行きました。

カーナビを頼りに、妹が運転します。

何かお菓子も買っていこうということで、

途中でどこかお店がないかな~と探しますが、

なかなかお店が見つかりません。

妹が左へ行こうと言うと、母が「いや、右の方がいい」

と言うので、そちらの道に入っていくことにしました。

少し行くと、右手に「千鳥屋」が見えてきました。

「あった、あった~音譜

ということで、お店の中に入って行きました。

そうして、店員さんが出てきたら、

「あら、北村さん!」

と言うではないですか。

以前、両親と交流があった方が、そこにいました。

「最近、このお店に来たばかりなんですよ」

「えー、ほんと! びっくりした!!」

その方は、とても子沢山で苦労された方で、

母がお米を分けたり、父がお菓子を買っていって

あげたりしたこともあったようです。

父の訃報を聞いて、驚いていました。

きっと父が、この方のことを教えてくれたんでしょう。

そんなこんなで、いろんな用事をすませて、

やりきれなかった部分については、母にいろんな手順を

説明して、私は福岡を後にしました。

2012-11-10 | Posted in 父のこと2 Comments » 

コメント2件

 stream3 | 2012.11.11 15:55

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たいへんでしたね。
妹さんが傍にいてくれてほんとに良かった。
謹んでお悔やみ申し上げます。
お母様のことも心配です… 私の母は未だに
目が覚めていない感じなので、、、
支えてあげてくださいね。

 北村ノア | 2012.11.11 17:35

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ありがとうございます。
看病から葬式まで母がしっかりしていてくれたので
助かりましたが、もともと体は強くないので、
後からだんだん体にくるかもしれません。
これから連絡をマメにとりながら、
母のことも考えていかないといけないなぁと思います。