夢日記
父の手の夢
昨年の7月15日、亡くなった父の夢を見ました。
父が私の肩をもんでくれている夢でした。
その年は、父の新盆でした。
なので、今年のお盆も父が夢の中に出てきてくれるかなーと思っていましたが、
昨日15日は夢に出てきませんでした。
それで今日はどうかなぁーと思っていたら、父の夢を見ました。
と言っても、父の腕の部分だけが出てきました。
私が車の後部座席に乗っていたら、父が開いたドアの上の方から
腕を差し出していました。
姿は見えませんが、それは父の腕だと思いました。
そして生きている腕なのですが、なぜか動きませんでした。
私は、脳の病気か何かで父が腕を動かせないのではないかと思って、
「お父さん、お父さん!!」と必死で叫びました。
そこで目が覚めました。
父の夢は、もう何度も見ていますが、姿が見えることもあれば、
姿が見えないことや、こんなふうに腕だけが見える時、
もしくは腕も見えなくて私に触れる感覚だけの時もあります。
不思議ですが、父の手とか腕と思われる夢をもう何回か見ているんですね。
私の手は父によく似ています。
その父の手を思い出しました。
世界で一番、私のこと愛してくれて、私自身も世界で一番大事な人だったと
亡くなってから気づかされました。
最後まで娘のことを気遣ってくれていたのに、
私は父の最期をみとることができず、親孝行ができませんでした。
忙しい日々を送ることで気がまぎれますが、
やはりふとした時にそのことを思い出すと涙が止まりません。
もし生まれ変わって出会えるのなら、私は父のことを大事にしたい。
この思いだけは、忘れたくありません。