社会

浜岡原発停止について

今日は、なんだか暑いですね。

ゴールデンウィークも終わり、やっと今日はお休み。

昨日、銚子屋のあんみつ&みつ豆を頂いたので、

今日は、デザートにみつ豆を食べました♪

北村ノアの占いサロン-Image170.jpg

ゴールデンウィーク中も、ブログに書きたいことが

たくさんあったのですが、多忙でなかなか更新できず…。

浜岡原発停止となったのは、よかったと思います。

とりあえず、第一歩ですね。

これから浜岡原発に限らず、日本中の原発について

国民で議論をする必要があります。

経団連会長が、浜岡原発停止要請の政府の対応について

「結論だけがぽろっと出てきて、思考の過程が全く

ブラックボックスになっている」と批判していましたが、

それに対し、枝野官房長官は、以下のように反論。

「一定の批判はあっても国民の安全を最優先し

責任を持って判断することは当然のことだ。

誰が国民の生命と健康を守るのか、その責任感の問題だ」

まったく正論だと思います。

この経団連の米倉会長は、福島原発事故について

「1000年に1度の津波に耐えているのは素晴らしい」

とか言ってる方ですからね。

生身の人間としての感覚が麻痺してるんだと思います。

この会長の思考回路の方が、ブラックボックス。

経団連は、東電から寄付も受けていることですし、

国民全体の安全より利益を優先しているだけのこと。

明日にも、東海地震が起きてもおかしくないのに、

経済活動が云々と言っている余裕はありません。

浜岡原発が巨大地震に襲われれば、首都圏はもちろん

日本全体が壊滅的な被害を受けるのですから。

経済活動も、人の命あってこそのものです。

3.11の東京ディズニーリゾートのスタッフの対応を

見習ってほしいですね。

※東京ディズニーリゾートでは、震度6強の地震、

10万人の来園者を想定して、スタッフは常に訓練されている。

3.11の地震当日は、売り物も、すべて放出して、

いろんなアイデアや用意で、お客様を守ったそうです。

浜岡原発停止についての判断をするために、

福島第一原発の設計に携わった、菊池洋一さんの

声をぜひ聞いてください。

福島第一原発設計者は語る 菊池洋一 氏

http://www.youtube.com/watch?v=GMNEiqkQlno&feature=related

2011年3月29日菊地洋一さん講演記録in静岡

http://www.youtube.com/watch?v=Rbj-vPouRxg&feature=related

今、何を差しおいても、日本中がこのことを考えるべきです。

「原発がなければ、日本の経済は成り立たない」

という洗脳から、私たちは解放されなくてはなりません。

2011-05-10 | Posted in 社会10 Comments » 

コメント10件

 stream3 | 2011.05.10 18:23

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事故以前にも周辺に奇形児が多く生まれている
という事実はマスコミも取り上げない事実なので
すよね。ほとんどは死産だけれど…のくだりでは
震えが来ました。
原発はもういらないという意思表示が国民の
総意となる日が来る事を切望します。

 北村ノア | 2011.05.10 19:20

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>弦馬さん
本当に、あまりにもおそろしい事実ですよね。
放射能は、赤ちゃんがお母さんから取り入れてしまうんですよね。
原発で働いている方々にしても、ガンや白血病で亡くなる人が
とても多いそうです。
定期検査は、本当に危険な作業なのだとか。
これまで隠されていた原発の本当の姿。
日本人みんなが、この事実を知り、他人ごとではなく
自分たちや子供や孫に間違いなく降りかかることなのですから、
今、決断をすべき時が来ているのだと思います。
利益追求の企業や官僚は、責任はとってはくれないんですから。

 大局観 | 2011.05.10 23:09

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この記事、いたく同感です。 (^_^)v

 北村ノア | 2011.05.10 23:21

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>大局観さん
ありがとうございます。
一人一人の声は小さくても、
声を上げていくことが大事だなと思います。

 MegV | 2011.05.11 10:56

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3.11から いろいろ考えてしまいます。
今 こうしてるときにも地震が・・・て。
今回の記事・・私も同感です。
と同時に 今までの自分の無知さを認識することに。。。
子供がいる母親として もっと勉強し
行動することが大切だと思いました。

 北村ノア | 2011.05.11 14:20

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>MegVさん
コメントありがとうございます。
今は日本列島、どこで大地震が起きても
おかしくない状況ですね。
こんな狭い地震大国の日本に、気がつけば原発が
55基もできていたなんて、狂気の沙汰だと思います。
放射能は、子孫につながる問題です。
すべての日本人がこのことを知り、
正しく舵を切っていきたいものですね。

 カブトコウジ | 2011.05.12 12:22

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今回の事故の前から問題点を指摘されていました。浜岡停止に反対する人は、問題点を見ようともしない人。全廃論者は、個別具体的な問題指摘なしに、原発そのものを否定する人です。ところで国民的議論とはなんでしょう。要するに最新設計が信頼出来るか否か、一般人に判断は出来ないから、あくまでも、専門家なるものを拒絶するか、受け入れるか、それしかないでしょう。私は個別具体的にここが問題だと指摘できない、箇所は存置を可とします。

 北村ノア | 2011.05.12 16:27

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>カブトコウジさん
>個別具体的な問題指摘なしに、原発そのものを否定する人
ということについては、どうでしょうか。
私の読んだ原発反対の方々の本では、
浜岡原発をはじめ、もんじゅ等、具体的にそれぞれの原発の問題点が
指摘されていますが…。
津波の危険や、原子炉自体の欠陥等、さまざまな問題が指摘されていましたが、
電力会社は、聞く耳を持たなかったのです。
また、個別の問題に限らず、放射性廃棄物と使用済み核燃料の最終的処分と
永久管理について信頼できる方法が見つかっていない現状としては、
原発全体に対して反対するのはムリからぬことだと思います。
つまり、個別の問題と原発全体の問題の両方があるわけです。
原発については、これまで専門家に任せていれば
大丈夫と思っていました。
ほとんどの人々がそうだと思います。
しかし、これだけ、ずさんな安全設計で利益優先であることがわかった以上、
専門家と呼ばれる人(いわゆる原発村の人たち)
に任せておいたら、大変なことになると分かりました。
原発の安全神話は、すでに崩れています。
原発周辺への被害や、原発で働く人々の健康被害、これまでの事故隠ぺいの
体質などを明らかにした上で、国民に是非を問うべきでしょう。

 カブトコウジ | 2011.05.15 2:29

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>北村ノアさん
誤解は困るので、あくまでも、浜岡、もんじゅ、福島も、それぞれに、具体的に問題点の指摘はありました。他にも、そうした原発はあるでしょう。検討して、廃止なり停止すればいいでしょう。そういうことを言っているんです。つまり具体的に、問題「箇所」のある原発を停止・廃止・修理すればいいんだ、ということしか言ってないんです。そういう考えもあるということだけ、わかってもらいたいもんだと思ってコメントさせてもらいました。永久管理問題については、そこにあるということ、そのものに緊急な害はないのです。それを問題にするなら、飛行機事故、自動車事故を絶対的に防止する方法は無いから、人類として飛行機、自動車を放棄しようとなぜ言わないのでしょうか。

 北村ノア | 2011.05.15 20:16

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>カブトコウジさん
コメントどうもありがとうございます。
今は、いろんな意見を出し合うことが大切だと思いますので、
コメントして下さったこと、とてもうれしく思ってます。
私は、原発は全廃すべきだと思っています。
個別の問題もそれぞれあるでしょうが、これだけ人間の手に負えないものは、
どんなに安全管理を万全に尽くしたと思っても、
必ずいつか想定外のことは起きます。
(天災、人為的ミス、物理的な老朽化、戦争やテロ事件、その他の事故など)
永久管理問題については、そこにあるということだけで
充分にリスクがあるのではないでしょうか。
いつ、上記のような想定外が起こるか、誰にもわからないのです。
ましてや放射能の危険がなくなるまでの何十万年~何百万年の間、
地震や火山活動等により、日本の地形そのものが
大きく変化していることでしょう。
(人類が、その頃、もういないという可能性もあるでしょうが)
飛行機や自動車の場合、事故に遭いたくないと思えば、
その乗り物に乗らないという選択肢をとることもできるでしょう。
しかし、原発の事故に関しては、周辺住民はもちろん、その国に住んでる人は、
賛成派・反対派に関係なく、被害に遭ってしまいます。
原発から遠い地域に引っ越したり、原発のない国へ
逃げるしかないではありませんか。
交通事故とは、あまりにも規模が違いすぎて、
比較できるレベルではありません。
原発に関しては、放射能の危険性を考えると、『絶対安全』でないと
本来、運転してはいけないものです。
だからこそ今まで『絶対安全』という安全神話を
電気会社や政府も唱えてきたのです。
しかし、実質的には、いろんなリスクがあることを考えると、
それを守ることは不可能でしょう。
原発政策を、根本的に考え直すべきと思います。