入門!論理学

夏期スクーリングまで、あと2ヶ月を切りました。

論理学と哲学を教科書で勉強しているところです。

先日、家の近くの本屋さんで、こんな本を見つけたので、読んでみました。

入門!論理学 (中公新書)

途中で考えながら読み進めているのですが、とても面白いです。

すべてタテ書きで、記号をほとんど使わずに書かれています。

2013-06-21 | Posted in No Comments » 

 

「日中戦争」時代の武士道精神

昨日、本屋さんでこの本を見つけました。

ひと目でわかる「日中戦争」時代の武士道精神

日中戦争、そして南京事件があったとされる当時に撮影された第一級資料の写真が多数、収められています。写真では、日本軍を日の丸を振って熱烈に歓迎している中国人の様子や、日本の兵隊さんに中国の民間人が親しげに集まり、お菓子をもらったり、物資を支給してもらったり、はち切れんばかりの笑顔がいっぱいです。当時、中国は統一国家としての形態をなしておらず、中国共産党や蒋介石の国民党軍らによる内戦で無秩序な混乱状態にあった中、軍紀の厳しい日本軍が来てくれたことで、治安が回復したことを心から喜んでいるのです。南京事件があったとされる2ヶ月間の写真も多数ありますが、南京の市民は商売をしたり、安心して日々の生活を営んでいます。実際、南京の人口は、1937年12月17日「20万人」→1938年1月17日「25万人」と、1ヶ月間で5万人も増えていたのです。南京陥落の前に日本軍は事前に通告し、民間人や各国の報道陣は安全区に入っていました。その間、誰も虐殺といえるものを見た者はいないのです。日本軍は、国際法を遵守していました。そもそも日本軍は、中国共産党ではなく蒋介石率いる国民党軍と戦っていたのであり、その蒋介石と妻・宋美齢は早々に逃げ出していたのでした。この本には、大人も子供も日本軍を信頼していた様子が、たくさん載っています。(ああ、日本人って、こうだよなぁー)と思えるシーンが多いです。今の日本人と変わらないですね。大虐殺をしたと言われる方が、かなり違和感があります。民族性は、そう簡単に変わるものではありません。今の日本人も、戦時中の日本人も、同じなのです。戦後、なんとしても日本を悪者にしたい戦勝国(原爆投下、無差別な大空襲、人種差別等、人道的に問題のあったのは、むしろ彼らの方でなかったか)により、南京事件なるものが東京裁判で作り出されたのです。GHQの占領下で、言論・マスコミ・教育界等の人材が追放され、代わりに社会主義の人間がそれらの重要なポジションに配置させられたことにより、私たちは自国の歴史を忘れさせられました。悲しいことですが、敗戦国というのは、そういうものなのでしょう。しかし、そんな日本に現在でも留学してくる中国人がいるのは、彼らの祖父母が日本軍がいかによくしてくれたかということを記憶しているからなのです。

虐殺されたのは日本人の方です。1937年7月29日の通州事件では、「特務機関員全員が戦死し、在留邦人385名中、女性、子供を含む223名が凌辱され惨殺された。あるものは耳や鼻を削がれ、女性は陰部に丸太を突き刺され、あるいはワイヤーにつながれ裸にされ、池に投げ込まれた。また、放火した火焔の中に生きた人間が投げ込まれ、邦人居留民の家屋はすべて焼かれ家財は略奪された」と、中国人の伝統的な殺戮が行われたのです。日本人には、とても考えられないことです。事件当時、朝日新聞も東京日日新聞(毎日新聞)も号外を出す大事件でした。その資料は、このシリーズの第一弾の本に掲載されています。

ひと目でわかる日韓・日中 歴史の真実

人民日報系雑誌「人民論壇」ネット版のアンケート調査(2013年4月15日)によると、共産党の単独政権を支持する中国国民は、わずか約8%しかいなかったそうです。日本は、中国共産党に資金援助をすべきではないと思います。ウイグルやチベットへの弾圧や虐殺、また他国への侵略のみならず、自国民でさえ、これまでに何千万人も殺してきているのです。これ以上、それに手を貸すべきではありません。

日本人は、もう一度、歴史を取り戻す必要があります。そこに日本人が失った大事なものがあります。すべての日本人に手にとってほしい本です。

2013-06-20 | Posted in No Comments » 

 

あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ

今日は、この本を読んでいました。

あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ

第一章 李春光事件は氷山の一角
第二章 嵌められても気づかない国会議員たち
第三章 日本の経済援助が中国のスパイ活動を巨大化させた
第四章 欧米、台湾における中国スパイ事件
第五章 日本の安全保障は大丈夫か

孫子の兵法の中に、このようにあります。

スパイ(用間)活動を通して敵情を知り、先手を受てば、敵よりも有利な立場に立つことができ、戦いを長引かせることなく勝利を得られる。スパイ活動のためのわずかな費用をけちって、それをなさないならば、結果はひどいものとなろう。まず、そのような人物は、全軍をあずかる将軍としての資格がなく、君主の補佐役としての資格もなく、勝利にあずかる資格もない。賢明な君主や優秀な将軍が、いったん行動を起こせば必ず勝ち、人並みすぐれた成功をおさめることができるのは、前もって敵情を知っているからなのだ。天のお告げに頼ったり、似たものから類推したり、占いに頼るのは間違っている。

スパイには、五つの種類がある。郷間、内間、反間、死間、生間である。この五種類を誰にも知られず使いこなすことこそ、君主の重視すべき事柄である。

郷間とは、敵国の一般住民を優遇し、てなづけることによって、目的を達成する。内間とは、敵国の重要人物を賄賂によって籠絡し、こちらのスパイにすること。反間とは、敵からスパイとしてやってきた人間を、それと気づかないふりをして厚遇し、うまくまるめこむこと。死間とは、ウソの情報を巷に流し、同時にこちら側のスパイにもそのウソを本当と信じこませて、敵のスパイをたぶらかすこと。生間とは、使者として敵国に入り、敵の情報をいろいろと探り出し、その情報を持ち帰り、こちらに伝えること。

従って、全軍のなかで、スパイより高級なポストはなく、スパイより機密なポストはない。さらに、すぐれた知恵がなければ、スパイを使いこなせないし、人徳がなければ、よく動かせず、洞察がなければ、もたらされた情報の真偽を判断できない。

(『孫子』第一三編「用間」より抜粋)

中国は、これをそのまま実践しているんですね。スパイ活動を各国から批判されても、彼らが反省することはありません。そして、日本ではあろうことか、その中国のスパイ活動を逆に「支援」しているような状況になっているのです。「日中友好」と冠をつければ、技術も機密も公開、多額の資金まで提供してしまいます。「スパイ天国」と揶揄される日本の現状を一刻も早く何とかしなくてはなりません。

著者は、中国共産党の本質についても言及しています。

中国共産党とは、政党や政府ですらなく、一三億の民衆を共産主義というイデオロギーで洗脳し続ける、巨大な「カルト集団」なのである。集団の目的のためには、謀略も殺人も情報操作も戦争も行う。それが「中国共産党」の正体である。

現状を知れば知るほど、本当に恐ろしいです。

2013-06-16 | Posted in No Comments » 

 

それでも、日本経済が最強という真実

「いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由」という本について、以前、紹介をさせて頂きましたが、こちらも、同じ三橋貴明氏のシリーズです。

図解 それでも、日本経済が世界最強という真実

読むと、とてもスッキリします。今までマスコミは、日本経済が悪いということばかり強調して報道してきましたが、その認識がいかに偏ったものであるか。日本経済の良さを、日本人が一番よく分かっていないのかもしれません。日本という国は、世界でも類を見ない、ありえないことを成し遂げてきたんだということに気づかされます。

第一章 「莫大な借金があっても破綻しない」これだけの理由
(1)日本は世界一のお金持ちである
(2)政府にお金を貸しているのは日本国民
(3)日本の政府は負債も巨額だが資産も巨額
(4)本当は世界に援助できるほどお金があり余っている
(5)政府の借金は世界と比較してもそれほど増えていない
(6)負債残高GDPの二倍に達してもまったく問題はない
(7)日本は家計の金融資産も世界一
(8)政府の「借金」は必要なもの
(9)日本の国債の金利支払い 負担は世界で最も軽い
(10)政府が借金すると国民が豊かになる
(11)そもそも政府は借金を返す必要がない
(12)日本銀行が国債を買取れば借金はチャラになる
(13)お札をばら撒いてもハイパーインフレにはならない
(14)自国通貨建ての借金で破綻するのは論理的に無理
(15)政府は「無駄遣い」などしていない
(16)公務員は多くもなければ「無駄遣い」でもない
(17)金融資産の海外逃避が起きても何も問題ない
(18)年金制度は絶対に破綻しない

第二章 「日本はまだまだ経済成長できる」これだけの理由
(19)日本だけが唯一、不良債権処理を終えている
(20)デフレ期の成長ビジネスはどれも日本の「お家芸」
(21)日本の内需は国の「外」にも生み出すことができる
(22)「円高で日本の輸出企業は壊滅」は大間違い
(23)資本財輸出が中心の日本は円高に強い
(24)日本は「輸出依存国」などではない
(25)日本はすべての供給能力が揃っている奇跡の国
(26)デフレ脱却の解決策ははっきりしている
(27)増税などしなくても日本は必ず復興できる
(28)日本はまだまだ内需拡大が可能
(29)他国を圧倒する技術大国・日本の高い技術力
(30)GDPを数十兆円規模で上回るGNI
(31)日本の経常利益が赤字になるのは百年先
(32)日本はGDPあたりのエネルギー効率が世界一
(33)資源に乏しくても、豊富な資金力で買えば問題なし
(34)広大な海を持つ日本は隠れた資源大国
(35)日本の食糧自給力は低くない
(36)日本の農業は最も有望視される将来の輸出産業
(37)日本国民は平均的に知的水準が高い
(38)「ガラパゴス」市場のオリジナリティこそが強みである

第三章 「日本は世界がうらやむ最強の国である」これだけの理由
(39)日本は世界一イノベーティブな国
(40)少子高齢化問題も経済成長すればすぐに解決する
(41)治安のよさこそが日本最大の強み
(42)医療制度は守るべき日本の宝
(43)日本には「格差」も「貧困」も存在しない
(44)メガロポリス・東京は世界の奇跡
(45)コンテンツ産業はいまや日本の独壇場
(46)日本は世界に良い影響を与えている
(47)世界が憧れる日本のライフスタイル
(48)日本国民が積み上げてきた誇るべき国富

具体的なデータの数字や図表を使いながら、わかりやすく説明されているので、腑に落ちました。マスコミは、中国・韓国寄りの報道を、ずっとしています。今も、そうです。おかげで、こちらは裏読みをしなくてはなりません。「何を隠しているのか、何を知られたくないのか」「私たちにどう思わせたいのか、どう誘導したいのか」このマスコミの偏向報道に惑わされないために、ぜひ読んでみてください。とても自信が湧いてきます。

2013-05-19 | Posted in No Comments » 

 

凍りの掌 シベリア抑留記

今日は、先日から気になっていたこの本を買って、読んでみました。

凍りの掌

作者の父親が戦後、シベリアに抑留された体験を漫画にしたものです。絵は女性らしい優しいタッチですが、内容は凄惨です。

作者の父親は、満州に向かわされたのですが、1945年8月9日、日ソ中立条約を無視し、極東ソ連軍が突如侵攻してきます。8月16日、停戦命令。日本軍は、ソ連軍によって武装解除されます。「ダモイ(帰国)」と言われ、喜んだのもつかの間、行き先は、シベリアのキヴダ収容所。零下30度にもなる極寒の環境の中、冬服もなく、食べるものもわずか、過酷な労働を強いられることになるのでした。一人、また一人と仲間が死んでいく中、明日は我が身かと思う。作者の父親もついに肺炎になり、生死をさまよいますが、奇跡的に回復し、その後も、いくつかの収容所に入れられます。収容所ではソ連軍による共産主義教育により洗脳される者も出てきて、同じ日本人を「天皇の手下!」「資本主義のまわし者!」と糾弾し、吊し上げ、私刑・体罰がなされていきます。対象者は、階級が上の者・将校・憲兵・終戦前豊かな暮らしをしていた人々、そして知識者・教育者にも広がっていきます。中国がやってきた文化大革命やチベット、ウイグルに対する侵略行為のやり方と酷似していると思いました。これが、共産主義というものなんですね。恐ろしいです。やっと帰国してからは、この記憶を胸の奥にしまい込み、思い出すことをしようとしなかったそうです。

日本人が決して忘れてはいけない67年前の真実。ぜひ一人でも多くの方に読んでいただきたいです。

2013-05-15 | Posted in No Comments »